奈良県吉野郡の北端、大淀町今木の里にある保久良（ほくら）古墳ゆかりの人物で、生まれつき声が出せなかったと『日本書紀』に伝わる、天智天皇の皇子・建（たける）を知っていますか。このシンポジウムでは朗読劇や講演、パネルディスカッションを通じ、謎に包まれた皇子の実像と伝承に迫ります。

【内容】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　○オープニングアクト：朗読劇「かぜの子 たけちゃん」　わたなべなおか・Kawole
○第１部：講演「古代史のなかの建皇子」　里中満智子氏（マンガ家）
○第２部：パネルディスカッション　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・パネラー　里中満智子氏・桐村英一郎氏（元朝日新聞社記者）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　　　　松延秀一（近畿聾史研究グループ正会員）・松田度（大淀町教育委員会学芸員）
・コーディネーター　川村優理（ＮＰＯ法人うちのの館館長・作家）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※当日、手話通訳あり

参加：無料、申込み：不要

※この事業は、奈良県の文化資源活用補助金に採択されています。