かつて春日神官の住まいだった１８世紀の文化財建築「藤間家住宅」を舞台に行われる現代アート展です。建築と周辺歴史地区の入念なリサーチを基に作品制作を行うYukawa-Nakayasuは、2018年に
イタリア、ベニスでアルテ・ラグーナ大賞を受賞するなど、国内外で活躍しています。古い時代に使われた春日神官の生活に由来する事物や歴史背景を取り入れた平面、立体、映像による作品群は、現代的な視点で歴史を再解釈したものであり、私たち一人一人の背後に積み重なっている時の流れへの気付きに繋がります。
・会期中には、特別イベントとして①アーティストトーク&ガイドツアー、②講演会が行われますのでぜひご参加下さい。

①Yukawa-Nakayasuと、奈良在住のアートディレクター三嶋章義が、作品展について対談します。
日時　令和２年１０月１０日（土）１５～１７時　※定員２０名、先着順、ご予約も承ります。

②古代、中世の墳墓を研究する狭川教授が、当時の人々の死生観をテーマに語ってくれます。作品に使われた歴史の遺物の背後にいた人々です。
講演者　狭川　真一　（大阪大谷大学・文学部歴史文化学科教授）
日時　１０月３０日（金）１５～１６時　※定員２０名、先着順、ご予約も承ります。

*マスク着用、入場時検温をお願い致します。5名以上でご来場の際は事前にご相談下さい。

参加料金:無料
申込み:不要