万葉 生け花 教室
明日香村
2020年5月6日(水)
南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館
明日香村の犬養万葉記念館にて万葉歌を鑑賞し、さらにその心を花で表現する教室です。季節ごとの万葉歌を鑑賞し、歌に詠まれた花材を使って万葉人の心を生けましょう。花は持ち帰り、自宅で生け直して再度楽しんでください。
講師(生け花)
阪本 澄(真池坊 家元)
奈良県生まれで東京在住。
東京、大阪、奈良でお流儀のほかフラワーアレンジメントやプリザーブド・フラワーを教える。
講師(万葉歌鑑賞)
阪本日出雄(大和まちなみ文化塾 塾長)
奈良県を中心に金継ぎ漆工、古文書、日本酒、茶の湯、和菓子教室を開催。
以下の日程で開催します。時間はいずれも15:00-16:30。7月以降の日程はお問い合わせください。
4月4日(土) 二十四節季では清明の頃 花材は桜などを想定
見わたせば春日野の野辺に霞たち
咲きにほへるは桜花かも
<万葉集第10巻 1872 詠み人知らず>
見渡すと、春日野に霞が立ってるね
あの美しく映えているのは桜の花だよきっと
5月6日(水・祝) 二十四節季では立夏の頃 花材はハナショウブなどを想定
霍公鳥 いとふ時なし あやめぐさ
かづらにせむ日 こゆ鳴き渡れ
<万葉集第18巻 4035 田辺福麻呂>
ホトトギスさん、いつでも来てね
特にショウブで魔除けの髪飾りをする
この日は是非来て盛んに鳴いてよね
6月6日(土) 二十四節季では芒種の頃 花材は姫百合などを想定
夏の野の 茂みに咲ける 姫百合の
知らえぬ恋は 苦しきものぞ
<万葉集第8巻 1500 大伴坂上郎女>
夏の野原でひっそり咲く
姫百合のように打ち明けられない恋は
本当に苦しいものです
万葉種には1500首で草花が詠われています。その多くは今でも見ることができるのですが、花市場に出回っているとは限りません。今回の教室のために日本最大の東京大田花卉市場まで花材を探しに行きます。上に花材を例示していますが、必ずしも入手できるとは限らないことをご理解願います。
会場:南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館
奈良県明日香村 岡 1150番地
TEL 0744-54-9300
費用:各回5,000円、当日お支払いください。
申込:大和まちなみ文化塾 阪本日出雄まで事前に予約ください。
お申込みの締め切りは、それぞれ 3/30(月)、5/1(金)、6/1(月)。
sakamoto@alum.mit.edu
TEL 090-6486-9555
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開催日時
2020年5月6日(水) 15:00 ~16:30
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開催場所
南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館
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主催者
真池坊 / 大和まちなみ文化塾
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お問い合わせ先
大和まちなみ文化塾 阪本日出雄
sakamoto@alum.mit.edu
TEL 090-6486-9555 -
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